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前歯・被せ物(クラウン)・つめもの(インレー)の一覧表

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健康保険制度は、国民全員が等しく治療を受けることができる制度です。
その反面、保険適用の歯科治療においては「なんとか噛める程度」という最低限の機能を取り戻すことに主眼が置かれているため、使われる材料や治療方法は30年から40年ぐらい前のものに限定されています。

このため、「自分の歯と区別がつかないような治療をしたい!」「芸能人のような透きとおる歯にしたい!」という「美しさ」を追求するご要望には保険が適用されない全額自己負担での治療を受けていただくことになります。

では、全額自己負担の審美歯科治療と保険適用範囲内の治療ではどのような違いがあるのでしょうか。以下、ご説明します。

見た目の美しさ

患者様にとって一番わかりやすいのは、経年劣化(けいねんれっか)とよばれる治療経過後の見た目の変化だといえます。その違いは写真で確認いただくと一目瞭然です。

>レジン(保険)とセラミック歯(保険外)の経年変化の比較保険と自費.jpg

保険治療ではレジン(プラスチック)が用いられます。それに対して保険適用外の審美歯科治療では、セミラック(陶器)やジルコニアといった材料が使用されます。

レジン(プラスチック)は性質上、食事をするたびに水分を吸収してしまうため、時間の経過とともに見た目が劣化してしまいます。一方、セラミック(陶器)は見た目が劣化しないことが最大の特徴です。

また、患者さんにとって分かりづらい部分で、是非とも歯科医師として主張しておきたいのは、審美歯科治療は見た目の美しさだけではなく、「虫歯再発リスクの低下」「体への優しさ」にもつながるという事実です。

審美歯科治療が虫歯の再発のリスクを低下させる!?

虫歯治療をした歯は人工のかぶせ物をしているため、「歯」と「かぶせ物」にはどうしても目に見えない程の「隙間(すきま)」が生じてしまいます。そこから虫歯菌が侵入し、むし歯が再発するリスクが非常に高い事実があります。

こうしたことを避けるために我々歯科医師としては、人工のかぶせ物のすき間をぴったりと埋めようとしますが、保険の材料ではこうしたことに限界があり、せっかく治療した歯も数年すると再治療になってしまうケースが圧倒的に多いといえます。

しかし、保険適用外の治療では、かぶせ物と歯の間をぴったり埋めることが可能となりますし、それだけの時間もかけることができます。結果、保険の材料と比べ虫歯再発リスクを最小限に抑えることが可能となるのです。

また、セラミックの性質上、汚れがつきにくい特徴を持ち合わせていることも虫歯再発リスクの低下に貢献することになります。

審美歯科治療が身体への優しさにつながる!?

保険適用範囲内で認められている、いわゆる「銀歯」は、見た目に違和感があるだけではなく、金属イオンが体内に流出することで身体に悪影響を及ぼすことが知られています。金属イオンが身体に及ぼす影響は人によって様々ですが、場合によっては金属アレルギーによる発疹(発疹)が起きることがあります。

また、金属イオンが歯ぐきに沈着することによって歯と歯ぐきの境目に黒い線ができてしまうブラックラインも金属イオンの弊害の一つであり、近年では身体への優しさにこだわったメタルフリー治療(金属を一切使わない治療)を全額自己負担であっても希望される方が非常に増えています。

ブラックライン

ブラックライン

※表面は白色のかぶせ物ですが、内側に金属を使用している素材なので、歯ぐきにブラックラインが生じてしまっています。

全額自己負担の審美歯科治療と保険適用範囲内の治療に関してご理解いただけたでしょうか?